ガソリンなどの危険物の取扱いにご注意ください!
平成25年8月15日に京都府福知山市の花火大会会場で多数の死傷者を出す爆発火災が発生しました。
このような事故を防ぐため、次の事項に注意してください。
◆ ガソリンの危険性 ◆
ガソリンは引火点が約−40℃と低く、発生する可燃性蒸気が床面に沿って広範囲に拡大する特性があります。このため、容器のふたが開いていたりガソリンが漏れ出た場合、その場所から離れた位置にある火気、高温物、静電気などによって容易に火災となる危険性があります。
◇ 保管容器について
ガソリン携行缶(例)
◇ ガソリンは、静電気が蓄積しやすい液体なので、消防法令に適合した金属製容器で保管してください。
◇ 使用前には、本体や各部品に破損・劣化がないか必ず点検・確認してください。
(タンクキャップ、エア調整ネジ、給油ノズルなど)
◇ セルフ式ガソリンスタンドで自らガソリンを容器に入れることはできません。
◇ 携行缶からの給油について
◇ ガソリンの漏れやあふれが起きると容易に火災となる危険性があることから、漏れやあふれが生じないように細心の注意を払ってください。
◇ 給油の際は、周囲に火の気がないことを確認し、万一こぼれても、周囲に危険を及ぼさ
ない安全で風通しの良い屋外で給油してください。
◇ 給油前には、必ずエア調整ネジをゆるめ、缶内の圧力を調整してから給油キャップを取り外してください。
(この操作を行わずに給油キャップを取り外した場合、圧縮された空気とともにガソリンが噴き出す恐れがあります。)
◇ エンジン稼働中の給油は、絶対に行わないでください。
※ 詳しい取扱い方法は、容器によって異なりますので、容器の取扱説明書をご確認ください。
◇ 保管方法について
◇ ガソリンを長期間容器に入れて保管することは、極力控えてください。やむを得ず保管する場合は、必要最低限の量とし、以下のような場所は避けてください。
・ 火の気がある場所
・ 温度変化の多い場所
・ 直射日光の当たる場所
※ 上記のような場所での保管は、容器の破裂や火災などの恐れがあり、大変危険です。
〇 その他関連情報など ○