本町における公共施設の再編・整備に向けた取組みについては、平成27年6月に策定した「箱根町公共施設マネジメント基本方針」に基づき、概ね10年間以内に見直す公共施設を対象に再編整備の方向性と実現に向けたスケジュールや事業費を示すとともに、長期的な視点での取組内容や時期を明らかにすることを目的として「箱根町公共施設再編・整備計画【第1期】」を策定しました。

 その後、本町が今後も保有していく施設について、長期にわたり安全に利用できるよう、劣化状況調査を実施したうえで、更新コストの平準化等を図ることを目的に、平成 31 年2月に「学校施設の長寿命化計画」、令和3年2月には「公共施設等個別施設計画」をそれぞれ策定し、個々の施設の把握や見直しなどの実践により、公共施設マネジメントの取組みを推進してきました。

 その間には、コロナ禍により公共施設の休館・休業や一部利用制限を余儀なくされましたが、デジタル化による非対面・非接触での取組みが進展するなど、今後は公共サービスの提供方法や公共施設のあり方も変化が見込まれてきています。 これら第1期再編・整備計画の策定以降の本町を取り巻く環境変化も踏まえながら、現世代が責任をもって、将来の世代に負担を残さない形で適切な種類・数の公共施設を維持管理していくための取組みを継続して推進していく必要があります。

 そこで、公共施設のデータを更新するとともに、これまでの取組状況をまとめた「箱根町公共施設白書(改定版)」を作成したうえで、新たに令和5年度から14年度までの10年間を計画期間とした「箱根町公共施設再編・整備計画【第2期】」を策定しました。

 なお、令和5年3月2日から3月31日にかけて実施しました素案に対する意見募集の結果については、次のリンクからご覧ください。

箱根町公共施設再編・整備計画【第2期】の概要

 本計画は、施設類型別にそれぞれの施設について取組内容、取組時期とともに推計事業費を示した「施設類型別の公共施設の再編・整備に係るロードマップ」とロードマップの実現に向けて重要な役割を担う取組みを「重点事業」として位置付けることで公共施設の更新問題に取り組むこととしています。

 

 箱根町公共施設再編・整備計画【第2期】における重点事業

 1 ごみ処理広域化推進事業(広域化、施設整備・運営に係る官民連携手法の導入)

   可燃ごみ中継施設等の整備・運営

 2 学校施設長寿命化事業(長寿命化)

   3小学校の長寿命化改修

 3 湯本地区公共施設利活用事業(公有地利活用)

   旧箱根観光物産館及び旧消防署湯本分署・消防団第1分団詰所敷地の活用

 

 箱根町公共施設再編・整備計画【第2期】の取組状況

 本計画では、第1期計画と同様に、毎年度計画期間(令和5年度~14年度)に位置付けた施設を対象に進捗状況調査を行い、その結果を公表することとしています。
 主な施設の取組状況と公共施設の見直しに係る目標値(公共施設の延床面積の約2%削減)に対する実績値は、別添のとおりとなっています。

 箱根町公共施設・再編整備計画の取組状況(令和5年度)(PDF/290KB)

 

 

 ≪参考≫

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